プラセンタ療法とは、ヒト胎盤より様々な有効成分を抽出した医療用医薬品を筋肉注射することにより、新生細胞の合成や、老化した細胞の廃棄と再生細胞(組織)を修復・再生して細胞レベルでの若返りと修復を行います。
また、自然治癒力、免疫能力を高めたり、過敏になった免疫細胞を制御したり、免疫システム全体のバランスを調整・回復します。※個人差があります。
■次のような病気や症状の改善に使われます。
慢性疲労、肩こり、滋養強壮、アンチエイジング(抗老化)、若返り目的 (のぼせ、冷え、不眠、いらいら感、頭痛、疲労、腰痛など)
■次のような副作用があります。
注射部位疼痛、発赤等や、悪寒、発熱、発疹等が起こることがあります。その場合には医師にお申し出ください。
■ウイルスや細菌等に対する安全性
使用する医薬品は、胎盤1つずつについて核酸増殖検査を実施し、B型・C型肝炎、エイズ等が陰性であることが確認された安全な胎盤を原料としています。さらに、製造の最終段階に高圧蒸気減滅をしており、ウイルス・細菌に感染防止対策をとっております。 これまで、本剤によると思われるウイルス感染の発生報告はありません。
■クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)等に対する安全性
vCJDの感染を防ぐため、胎盤を提供してくださる方に対して、BSEが流行した英仏などへの海外渡航歴について問診を実施しています。問診の結果問題のある方の胎盤は原料として使用しておりません。さらに、製造工程におきまして、塩酸による高熱の加水分解を実施しています。これによりホルモンおよび蛋白質は分解されています。これまで、プラセンタ療法によると思われるvCJDの感染報告はありません。
しかしながら、理論的なvCJD等の伝播の危険性を完全には否定できません。
このため、人胎盤由来医薬品の使用者は、献血を控えることが求められています。