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第11号 レストランのジョーク

===ジョージはテキサスの片田舎で妻とともに貧しい生活を送っていたが、石油を掘り当て、にわか大成金になった。ある時ニューヨークに出張することがあり、田舎しか知らない妻を連れて行った。そして成功の祝いをするため、マンハッタンの高級レストランに入った。妻はこのようなレストランは初めてだったから、緊張していた。
<ジョージ、わたしこんなところに来たのははじめてだから、不安だわ。どうしたらよいか教えてね。あなたに恥をかかせたくないからね>と囁いた。
<大丈夫だよ。ぼくのすることをそのまま、真似すればいいんだよ。どうということはないさ>と、ジョージが答えた。
タキシードを着たウエイターがメニューを持って、恭しくテーブルまでやってきた。ジョージは何よりもまず、成功を祝って乾杯しようと思って、<白のグラスワインを、二つ!>と言った。
すると、妻がすぐに気取って<わたしも、白のグラスワインを・・・二ついただくわ>と言った。===

 

===フランスのある高級レストランに、中年の太った婦人が小さな可愛いワンちゃんを連れて入ろうとした。
困りはてたフランス人の案内係りがユダヤ人のマネージャーを呼んできた。
マネージャー<レストランに豚を連れて入ってはいけない>
婦人<マア失礼な! あなた、この可愛いワンちゃんが豚に見えるのですか>
マネージャーしれっとして答えた<いいえマダム、私はあなたに注意したのではありません。この可愛いワンちゃんに・・・・豚を連れて入ってはいけないと申し上げたのです>===

 

===フランスのレストランにユダヤ人の客が来た。ボーイに<アップルパイを一つ>と注文した。
ボーイがアップルパイを持っていくと<気が変わった。ワインに代えてくれないかね>と変更し、アップルパイを返した。
ボーイがワインを運ぶと、客はワインをグッと飲みほし、そのまま立ち去ろうとした。
ボーイ<ワインの料金をいただいておりませんが>
客<その代り、アップルパイを返したじゃないか>
ボーイ<そのアップルパイの料金もいただいておりませんが>
ユダヤ人の客<当然じゃあないか、アップルパイは・・・・食べていないからな>===

H28年10月

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